6. スペイン語の不定冠詞と「~があります」の表現

こんにちは。カルメンです。本気で勉強したい人のためのスペイン語講座、今回はスペイン語の不定冠詞と、「ある」という意味の「Hay(アイ)」について勉強します。

Hay flores en el parque.

スペイン語の不定冠詞ついて

スペイン語の名詞をあいまいな形とする時に不定冠詞を使います。あるところに・・・なんていう時の「ところ」は、このあいまいな名詞の最たるものですね。

不定冠詞も、名詞の男性形、女性形、単数、複数によって四種類あります。

         単数形           複数形
男性形      un(ウン)         unos(ウノス)    
女性形      una(ウナ)                            unas(ウナス)

動詞の「Hay(アイ)」について

スペイン語の動詞には、動詞の原形というものがあって、それが主語によって変化します。だから、辞書で意味を調べる時は、動詞の原形で調べなければなりません。「Hay(アイ)」というのは、動詞の原形「Haber(アベール)」の無人称形です。

「Hay(アイ)」の後に名詞の単数形、または複数形が来て、「~がある」という意味になります。

「Hay(アイ)」の後に来る名詞の冠詞は不定冠詞を使います。定冠詞は使いません。

複数形の場合は、冠詞を省略することができます。単数形でも、名詞が「dinero(お金)」のような集合的な名詞の場合には、冠詞を省略することができます。

声に出して、次の文章を読んでみてください。

Hay clase en la universidad.(アイ クラセ エン ラ ウニベルシダッd)
大学で授業があります。

Hay ventanas en la casa.(アイ ベンタナス エン ラ カサ)
家には窓があります。

Hay una carta sobre la mesa.(アイ ウナ カルタ ソブレ ラ メサ)
テーブルの上に一通の手紙があります。

Hay teléfonos en la escuela.(アイ テレフォノス エン ラ エスクエラ)
学校には電話があります。

Hay una silla en el cuarto.(アイ ウナ シィヤ エン エル クアルト)
部屋に椅子が一つあります。

Hay flores en el parque.(アイ フローレス エン エル パルケ)
公園に花があります。

Hay un dulce sobre la mesa.(アイ ウン ドゥルセ ソブレ ラ メサ)
テーブルに飴が一つあります。

Hay dinero en el banco.(アイ ディネロ エン エル バンコ)
銀行にお金があります。

Hay un libro sobre el escritorio.(アイ ウン リブロ ソブレ エル エスクリトリオ)
勉強机の上に本が一冊あります。

Hay unas tazas sobre la mesa.(アイ ウナス タサス ソブレ ラ メサ)
食卓の上にお椀がいくつかあります。

Hay unos árboles en el jardín.(アイ ウノス アルボレス エン エル ハルディン)
庭に木々があります。

正しい発音の仕方は以下の記事をご参照ください。


まとめ                                     
スペイン語で「~があります」というのをどういうかを勉強しました。語尾を上げれば「~がありますか?」という質問形になるので覚えておくと便利な表現です。

「~があります」の表現の時には不定冠詞を使うので、不定冠詞の練習にもなりましたね。





   


      


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